「ゲゲゲの鬼太郎」が2018年4月から毎週日曜朝に放送されていますね。
様々な妖怪が集ってはドラマを繰り広げる、いわずとしれた水木しげる先生の代表作です。
その昔、友人と鳥取・境港の水木しげるロードで鬼太郎と会ったのを思い出したので、行き方や交通などをまとめます。
島根・境港の水木しげるロードとは
1993年7月にオープンした鳥取・境港の水木しげるロード。
昭和風のレトロな街並みが連なっており、800mほどの道路には174体の妖怪ブロンズ像が立てられていました。
公式サイト:http://www.sakaiminato.net/
2018年7月14日(土)にリニューアルオープンするので、新旧を見比べたい方は、ゴールデンウィークなどで今のうちに行かれたほうが良いですよ!
水木しげるロードへのアクセス
最寄り駅:JR境港駅
大阪駅から車で4時間半、電車で5時間。
鳥取砂丘コナン空港からでも車で2時間かかる。
水木しげるロードは半日あれば全部見てまわれる。
ただし遠方からの観光なら泊まり前提で見学するほうがユックリできる。
街なかに駐車場もあるけど休日からか満車が多かったので注意。
朝から見学して半日以上費やしたので、他の観光も行きたいなら時間の余裕を見たほうが良いよ!
水木しげるロード概要
(画像出典:公式サイト)
これ見るとビッシリあるでしょ?
さらにお土産屋とかも飛び入りで見て回ったので、半日以上費やしたというのも、あながち誇張じゃないのもご理解いただけると思います。
実際はアチコチぶらぶら見てたらあっという間に時間が過ぎていただけなんですがw
観光ガイドマップ上にも妖怪がいますw
水木しげる先生と鬼太郎とねずみ男。仲良さそう!
水木しげるロード始まり始まり〜
アップで見るとねずみ男って人間離れしてますね…妖怪だから当たり前だけどw
目玉おやじの行水、グロいw
猫娘のベンチ。昔より可愛らしくなっていますねw
水木しげる記念館。先生と奥様と鬼太郎のゆかいな仲間たち。
水木しげる記念館。鬼太郎の小屋にビッシリ妖怪が!
水木しげるロードは食事も美味しい
鬼太郎ばかりに目が行きがちですが、水木しげるロードには多種多様な食堂がありました。
鳥取・境港は日本海側で重要港湾として栄えた港であり、様々な魚たちが水揚げされているので、魚料理が楽しめます。
水木しげるロード先のアーケード街に様々なお店がありますので、ここで腹こなしをするといいですよ!
ゲゲゲの鬼太郎は水木先生のオリジナルではない!鬼太郎の歴史おさらい
鬼太郎は水木しげる先生のオリジナル作品ではないということをご存知でした?
この情報を知った時、
嘘だろ!鬼太郎!!
と思わず口に出してしまいました。
もともとは1933年から始まった紙芝居「ハカバキタロー(墓場奇太郎)」というタイトルから始まり、伊藤正美さんが原作、辰巳恵洋さんが作画をつとめていましたが、この時点で水木しげる先生はまだ関わっていません。
水木先生が関わったのは、阪神画劇社の鈴木勝丸社長が依頼したことが始まりです。
もとの作者たちの承諾を得て、1954年に紙芝居再デビューとしてはじまった鬼太郎でしたが、その奇抜さからか当時は人気がなく、ひっそりと終わりました。
ただ、鬼太郎の生い立ちと目玉おやじの基本設定はこのときに生まれ、その後は端役とはいえ水木しげる先生の漫画など作品に登場し続け、次第に鬼太郎というキャラクターの肉付けがなされていきました。
そして1965年に週刊少年マガジンで「墓場の鬼太郎」が読み切り掲載、1967年にようやく正式な連載作品としてデビューしました。
TVアニメではおなじみの一反木綿、砂かけばばあ、子泣きじじいと、猫娘いったキャラクターも徐々に登場して、1968年に「墓場の鬼太郎」から「ゲゲゲの鬼太郎」にタイトルを変え、ようやく我々の知るゲゲゲの鬼太郎が生まれたわけです。
なお有名なねずみ男のデビューは早く、1960年の短編に初デビューしています。
「ゲゲゲの鬼太郎」に対して、ビンタの擬音から来る「ビビビのねずみ男」と言われており300年風呂に入らないというねずみの不衛生さをキャラクター化した人気キャラでした。
「ねずみ男」と同じ人気を誇る猫娘ですが、当初はオカッパ頭に猫の細い目と、猫そのものと言った感じで今みたいに可愛くなかったです。(すみません!)
アニメでシリーズを重ねてデザインが変わりましたが、第5期からにいわゆる「萌え」として次第にキャラの画風が変わりました。
もちろん水木しげる先生の許可をとった上で、「ドンドン変えていい」という寛容さで今のキャラクターになったわけです。
砂かけ婆の萌え化だけは勘弁してくれ!
以上、水木しげるロード行脚でした!
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