イギリスの新聞社ガーディアン紙が、2010年7月に「The world’s 10 best bookshops」と世界で一番美しい本屋を発表、その一つがオランダのマーストリヒトにあるBoekhandel Dominicanen(ドミニカネン)。
「世界一」が10店舗?と矛盾や、あるとありがたみが薄れるけども、それでも期待していってみました。
オランダ・Boekhandel Dominicanen(セレクシーズ ドミニカネン)へのアクセス
住所:Dominikanerkerkstraat 1, 6211 CZ Maastricht, The Netherlands
営業時間:月~金 10:00–19:00 / 土 10:00-17:00
TEL:+31 43 304 0130
Boekhandel Dominicanen(セレクシーズ ドミニカネン)の感想
正直いって周りのイメージ先行しすぎる感あり!
確かにステントグラスは綺麗だったけど。
本屋としてはラインナップがそんなになく、実際好きな映画の原作本がいくつかあるもの、他の本屋でも買えるレベルのラインナップ。
これなら日本のジュンク堂が、はるかにレベルが高いんじゃないのかな。
ほのぼの系の「となりのトトロ」とラヴクラフトの「ネクロノミコン」が隣り合わせで置かれている配置は面白い。
観光サイトやレビューを見ると、キレイ!ため息が出る!などベタ褒めしているが、実際はオランダの建築家が2006年に本屋としてリニューアルされるまでは倉庫などに使われていた施設だからね。
歴史的価値は浅く、それよりもライトアップ効果など配置・装飾など空間デザインの効果が大きいと思われる。
もちろん、それはそれで素晴らしい。
Def-Bonのような物珍しさから来る人が多くて、そのせいか往来の人通りや写真を撮影する人が多く、本屋としては落ち着ける雰囲気ではなかったのが残念。
奥のカフェで座って作業をしている人が多かったが、大衆の目に晒されて落ち着かないので利用したいとは思わなかった。
とくに上から写真取られる環境でPCを開いて仕事するのは、守秘義務としてどうなんだろ?
インスタ映えやSNSアップする程度で利用するんだから良いのかな。
いずれにせよ、1度行ったら満足するレベルなのは間違いない。
もしドミニカネンを訪れるなら本屋としてよりも、観光地としたほうがいいよ!
オススメ度:★★☆☆☆
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