2018年5月17日〜30日はフランスにいます。
そこで気になるのがフランスの田舎、シャンパーニュ地方でのネット環境。
過去2回にわたってひらのたけしさんの田舎宿に同行させていただきましたが、本人も認めているように、田舎だけあってお世辞にもネット回線が良いとはいえない環境。
たとえばiPhoneで撮った写真をクラウドなどにUPすべく、一晩放置しても50枚程度しか終わっておらず、どれだけ回線が遅いか、想像しやすいと思われます。
そんな通信環境だから、すこしでも早いネット回線を利用したいのは当然の心理やんね。
ということで今回あらためてSIMフリーを比較・購入しました!
SIMフリーのメリット・デメリットについて
SIMフリーとは、日本ではかって大手キャリア(MNO)であるdocomo、au、softbankの3社で契約した携帯電話・スマートフォンは契約した会社でしか使用できないため、他社への乗り換えが厳しかったもの、2015年5月より携帯電話・スマートフォンのSIMロック解除が義務化されると、格安SIM業者(MVNO)が続々と登場、docomo(ドコモ)やau、SoftBank(ソフトバンク)以外の通信会社が次々と名乗りをあげてMNO乗り換えが簡単となり、結果通信費を格安に抑えることができるようになりました。
SIMフリーのメリット
- より格安のMNOと契約できる
- 海外でSIMカードを差し込めば日本と同じように電話・ネットが利用できる
SIMフリーのデメリット
- MNOによっては安い反面回線が非常に遅いこともある
- SIMフリーによっては初期費用がかかる場合あり
「free」と「AIS SIM2Fly」どちらがオススメ?
購入の手軽さならAmazonで購入できるSIMフリー「AIS SIM2Fly」
海外でのSIMフリーを使用する時は大抵現地のショップで行う事が多いけど、手続きが面倒くさいもの。
その点「AIS SIM2Fly」は日本のAmazonで購入できるし受け取りができるので、現地でSIMカードをそのまま差し替えれば、あっというまにネット環境が利用が可能でした。
ただし後述しますが、地方に行くと繋がりにくくなります。
LTE100GBが使えるSIMフリーを使うならフランス現地で購入できる「free」
freeは現地であるフランスで購入する必要があります。
ショップの店員を介さなくてもSIMフリーの自動販売機があるので面倒なやり取りをしなくてもSIMカードを購入できるんだけど、はじめての方はこの自動販売機で非常に戸惑うかも。
SIMフリーの購入方法についてはBAOさんのブログに詳しく書いてあるので省くけど、基本的に、リンク先の手続きどおりで発行できました。
「free」のメリットはたくさんありますが、まとめると
- LTEが100GB分使える
- フランス国内での通話が無料
- SMS(ショートメッセージサービス)とMMS(マルチメディアメッセーシングサービス)が無料
- フランス国外のヨーロッパでは25GBのローミングが可能
「free」の一番の問題は購入できる店舗が少ないこと、販売店舗までのアクセスが面倒で、販売店店舗とアクセスを調べるだけでも相当時間を取られました。
たとえば空港からRER(フランスの電車)や地下鉄の乗り方、切符の買い方、店舗までの道順検索、バスの乗り方などを事前にWEB調べるも、情報が古くて試行錯誤したり。
その結果、パリ市内での交通移動はある程度の自信がつきましたが、正直こんなに時間をかけるぐらいなら、もつ「AIS SIM2Fly」でエエやん!とアンビバレントな気持ちにw
誰か頑張った自分を褒めてくれ。
フランスの地方・田舎で「free」と「AIS SIM2Fly」の回線速度を比較
それぞれの長所・短所を書いたけど、冒頭で述べたフランス・シャンパーニュの田舎でも使えるのかどうか、それが今回のキモ。
ということで、それぞれの回線速度を比較。
AIS SIM 2Fly
free
どちらも4G回線が使えず3G回線に切り替わったけど、単純に計算してダウンロードで10倍、アップロードで12倍の差!
同じ3G回線でもここまでの差があると、速さの体感も段違い。
オマケ:ホームスティ先のWi-Fi回線速度
フランス最大手の回線業者である「Orange」ですが、PING(サーバの応答時間のようなもの)・ダウンロード・アップロード速度いずれも「free」のほうが早いですね。
フランスの地方(田舎)でも使えるSIMフリーまとめ
パリなどの主要都市であれば回線の速さは遜色ないんだけど、フランスの田舎でも回線速度が早くて大容量のLTEを使える「free」の方が軍配が上がるでしょう。
回線が早ければGoogleナビなども気軽に利用できますね!
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