Deaf(難聴・デフ)の本郷の人生を変えた音楽

Deaf(デフ・聴覚障害)

皆さんの人生を変えた歌って何かありますか?

ホンゴウはDeaf(難聴・聴覚障害)という生い立ちもあってか、一見すれば音楽や歌には馴染みがあまりないと思われがちですが、実際その通りです。

おなじDeafでも聞こえのレベルがピンキリなのでカラオケで歌いまくったり、ダンサーやバレエを志す方もいます。

ぶっちゃけ音楽を知らなくて人生を損していると自覚しているんですが、そんな数少ない音楽人生の中でも、ホンゴウの人生を変えた音楽ってのがあります。

ボンバー・キングのテーマ

いきなりファミコンやん、フザケてるのか!?

って思われるかもしれないんですが、ちゃんと理由がありますw

というのも、人生初めて心から歌ったのがこの歌。

そもそもは小学2、3年生になったばかりだったかな?

2つ年上の兄とファミコンでボンバー・キングをやっていた折、説明書にボンバー・キングの歌詞が入っていたのを見つけた兄が「お前これを歌ってみろ!」ってなったんですね。

歌えといわれても、補聴器をかけたDeafだし、歌ったこともないし、なにより高橋名人がテープに入れて送ってくれ!っていう歌詞だけの歌だったから、リズムもなにもわからない。

それでも「歌え!歌え!」を連呼する兄に根負けして、独自のリズムで「緑の大地ははるかな世界〜」と歌いだしたら、兄がドツボにはまったのかムチャクチャ笑いだし、何度もアンコールしてきたので、調子に乗って何度もリピートして歌い続けました。

そんな兄も今は息子2人ができてからは、目に入れても痛くないほどの可愛がりっぷりなので、そのうちまた子どもたちに歌をせがむかもしれないと思うと、感慨深いです。

KenIshii(ケン・イシイ)の「Extra」

2つ目は高校を卒業したあたりぐらいで、世間ではゲーセンでビートマニアが流行っていた頃。

そんなビートマニアにハマっていた友達が貸してくれたのが、テクノKenIshiiの「Extra」。

CDが主流の当時、補聴器で歌とコーラスの聞き分けができなかったホンゴウにとって、テクノのリズムはすんなり入ってきたんですね。

それこそCDがすり切れるんじゃないのかと思うほど何度もくり返し聞きました。

あとで知ったのですが、アニメ「AKIRA」の森本晃司がミュージッククリップを手がけてたことでさらにドハマりして、PVも何度もくりかえし再生していました。

その後アニメを主体としたPVを作りたいと、コンピュータ学校に通ってCG動画制作に関わることになりますが、それはまた別の話。

Kraftwerk(クラフトワーク)のポケット・カルキュレーター

そんな感じでDerrick May、Carl Cox、Jeff Millsなどテクノのみならずunder worldなどエレクトロにもハマっていた頃、Kraftwerkの曲を聞いて衝撃を受けました。

KraftwerkといえばThe Man MachineやAutobahnが有名で、もちろんそれらも大好きですが、このポケット・カルキュレーターにハマりました。

ピコピコという一見無機質ながらもリズミカルな音楽と歌詞に、当時パソコン一辺倒だった自分と重ね合わせたものです。

いまでもキツイときなどは、このポケットカリキュレーターをリピート再生してBGMにして当時を思い出しながら前向きになっていますw

METAFIVE(メタファイブ)

先日、METAFIVEの「Don’t Move」と「LUV U TOKIO」を聞いたけど、かなり好きな音楽としてマッチしてます。

ヴォーカルのLEO今井が良いですね、マルチリンガルなので英語の歌詞もペラペラだし、なによりメンバーそれぞれが化物揃い。

YMOの高橋幸宏はじめ、電気グルーヴの砂原良徳、テイ・トウワ、小山田圭吾、ゴンドウトモヒコといった、そうそうたるメンバーがこんなにハマるグルーヴによくまとめあげたなーってビビりました。

最近は活動が少ないのが残念…。

まとめ

ホンゴウはDeafなので、人に比べると音楽の幅が狭いし、カラオケで歌えるようなレパートリーはそんなに持ち合わせていないんですが、それでも心に残る歌というのは人生において何かしらあるんですね。

PCで作業しているときはYoutubeの音楽チャンネルをランダムで再生、その中で気に入った曲があれば、どんどんお気に入りに追加していますので、この音楽いいよ!ってあったら、ジャンルを問わず教えてもらえたら嬉しいです!

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